「海外における日本食レストラン事情」、ネタはまだまだ尽きません。

　魚をあまり食べない、生魚なんて一生食べずに終える人も多いメキシコですが、意外なほど「寿司スシSUSHI」は浸透しています。

　こちらでスシといえば、巻き寿司がメイン。
　中身がこれまた…
　サーモンやカジキマグロ（生だったり、スモークだったり）、きゅうり、ニンジン（ニンジン？）、アボカド（ここは一大産地）、スリミ（いわゆるカニかまです）、そして、クリームチーズ。

　クリームチーズは定番として外せない、入ってなければスシじゃない！というくらい、当たり前な物（だそうです）。

　たしかに、食べてみるとそのコッテリ感がご飯とあって、まんざらでもありません。
　ご家庭の「手巻き寿司大会」でも、クリームチーズ、これは試す価値あり！です。

　市内に点在する巻き寿司の専門店（メキシコ風、ですが）にあるものは目を疑っちゃいますが、食べて納得！
　サーモンなどを巻いたスシにパン粉を付けて揚げちゃう！
　これに、上からうなぎの蒲焼き用甘辛タレとレモン果汁入りのマヨネーズ、お好みでチレ（唐辛子）の粉をかけて。

　これが侮れない！美味しいんです。とても。
　日本でも若者向けにお店だしたらヒットしそう、と嬉しくなります。

　スーパーでも、大抵「お持ち帰り寿司」があって、生魚はほとんど入っていないものの、それなり（？）に寿司っぽさを味わえるできばえ。

　お値段は、一般的なメキシコ料理に比べればまだまだ高いですが、それでも「ランチ」用にお財布が泣かない程度。

　でもやはり私は正真正銘100%日本人。
　時々無性に握りが食べたくなります。

　先日、ちょっとしたお祝いに、市内の純粋日本人経営のお店でお寿司を奮発しました。一年振りのイクラ、シメサバに大感激でした。

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