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スイス:ベルン

ヴァルティ なぎさ

職業…主婦、日本語教師、マーケティング・通訳等のフリーランス
居住都市…ベルン(スイス)

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1857年から先週までの熊公園

1857年から先週までの熊公園

ベルンの州旗にも描かれている「熊」。1191年にこの街をつくったツェーリンゲン公が、狩りで最初に仕留めた動物「熊」を街のシンボルにしたといいます。以来、ベルンの街にはずっと熊が飼われてきました。1857年、街の外れに「熊公園」が建てられ、今日に至るまで街の観光スポットとしても親しまれてきました。


新・熊公園

新・熊公園

熊公園の現在の住人はFinnとBjörk。その2匹の熊さんが22日に新しい住居に引っ越しをし、25日、そのお披露目がありました。
観光客の増加に伴う熊のストレスを配慮して、アーレ川沿いの斜面に新しい熊公園がオープンしたのです。工事期間21ヶ月、建設費はなんと1,200万フラン(約10億円)を超える大豪邸!アーレ川の水を引き込んだ100mのプールも完備しています。


どこに熊がいるかわかります?

どこに熊がいるかわかります?

生憎のお天気にも関わらず4万人もの人が訪れ、FinnとBijonは早々にお部屋に退散。残念ながら、新居の感想はインタビュー(?)できませんでしたが、生ライブや「熊」にちなんだマーケットなどを楽しみました。


お堀(旧熊公園)の中で行われたライブ

お堀(旧熊公園)の中で行われたライブ

来園者のお目当ては他にもあるのです。建設費の不足を補うために昨年行われた敷石キャンペーン。1口100フラン(約8,000円)を募金すると、新しい熊公園の敷石に募金者の名前を彫ってくれるという仕組みです。私も自分の名前の入った敷石を見つけるぞ!と意気込んで行ったのですが、あまりの人に本日は探し当てることができませんでした。


募金者の名前が彫られた敷石が約200m続く

募金者の名前が彫られた敷石が約200m続く


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タグ:,熊公園

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