スイス優勝!U-17サッカーワールドカップ、でも・・・
2009.11.18 up
11月15日、ナイジェリアで行われた、U-17(17歳以下)サッカーワールドカップ決勝戦。スイスが主催国であるナイジェリアを1対0で下し、見事優勝を果たしました。
おめでとう、スイスU-17代表!!
サッカー界の強豪が軒を連ねる欧州では今一つ目立たないスイスですが、戦前・戦後のワールドカップではベスト8を3回経験したこともあるのです。
2004年以来、既存の代表チームが波に乗って、欧州選手権・ワールドカップに連続3大会出場、10月には2010年の南アフリカ・ワールドカップへの出場権も手にしました。そんなサッカー熱上昇中のスイスにとって、今回のU-17の優勝はうれしいビッグ・ニュースとなりました。
これでスイス・サッカー界の将来も安泰か…と思い気や、一方で、チーム21選手中13選手が二重国籍という現実もあります。
近年、スイスでは外国人が人口の約20パーセントを占め、6歳以下に至っては約30パーセントにも上ると言われています。片親が外国人、もしくはスイスで出生した両親共に外国人の子供は、殆どの場合、20歳までの二重国籍が認められています。しかし、(国によって異なりますが)20歳の徴兵前に国籍を一つに選択しなければなりません。
さて、今回のU-17代表選手たち、果たして将来スイス国籍を選択するのでしょうか。
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