
11月に入ってクリスマスシーズンが近づき、クリスマスのお菓子がスーパーでも目につくようになりました。その中でも私が一番好きなのが、ポルボロネス(polvorones)。写真は箱入りですが、量り売りもよく見かけます。
私の日本の親戚、家族はみんな大好きでいつもお土産にするオススメお菓子です。ただ、伝統的に冬のお菓子らしく、夏に買おうとしたら全然見つからなくて苦労しました。
このお菓子、ポルボロネスの「ポルボ」はスペイン語で、ちりとか粉とか言う意味です。
ひとくちサイズのクッキーのようですが、ぱくっとひとくち口にいれるとボロボロボロ…と粉々になります。西日辞書でpolvoronをひくと、「落雁(らくがん)に似てくずれやすいので、口に入れて溶けないうちにpolvoronと3回言えたらよいことがあると言われる」と書いてありました。不思議な食感と、甘過ぎない感じがとってもいいです。
外国のお土産お菓子はいつもなんだか甘すぎたり固すぎたりして、日本人に受けないことも多いですが、このお菓子は85歳を過ぎたのうちの3人の祖父母達がみんな喜んで食べてくれるんですから、オススメですよ。
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