本場イタリア式カッフェの飲み方
2009.04.24 up
Cappuccino(カップッチーノ)
日本ではすっかりイタリアの食文化が普及して、caffe’もあちこちでおいしいものが飲めるようになりました。イタリア語でコーヒーを正しく発音すると、カフェではなく「カッフェ」(最後のェにアクセント)です。
さて、このカッフェですが、たくさんの飲み方があるのはご存じだと思いますが、次の飲み方の正確な違いがわかりますか?
Caffe’ lungo(ルンゴ)
Caffe’ ristretto(リストレット)
Caffe’ espresso(エスプレッソ)
Caffe’ lungo(ルンゴ)
Caffe’ macchiato(マッキャート)
Cappuccino(カップッチーノ)
Latte macchiato(ラッテ・マッキャート)
他にもありますが、まずはこの6種類が「基本」となる飲み方です。
Caffe’ macchiato(マッキャート)
これはある順番に並んでいます。
そうです、「カッフェの量」です。
リストレット=濃縮した:エスプレッソよりもさらに量が少なく、カッフェが出てきて間もない分だけ飲むので、非常に水分が少ないので110%。
エスプレッソ:ご存じの通りで、100%とします。
ルンゴ=長い:エスプレッソよりもさらに数秒長めにカッフェを出すと、若干水分が多くなり、90%。
マッキャート=汚れた:エスプレッソをラッテ(牛乳)で「汚して」、80%。
カップッチーノ:説明の必要はないほど知られていますね、50~60%。
最後は「汚れたラッテ」:カッフェとラッテの割合が入れ替わり、30~40%。
Latte macchiato(ラッテ・マッキャート)
とても大切なことはカップの選択です。これを間違えては元も子もありません。
バール(喫茶店)に行くと必ず、リストレットからカッフェ・マッキャートまでは小さなエスプレッソカップで、カップッチーノは大きめのコーヒーカップで、そしてラッテ・マッキャートは縦長のグラスで出てきます。
イタリアにお越しの際は、エスプレッソだけではなく、いろいろと試してみてください。
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