美味しくて、楽しい「修道僧の頭」という名のチーズ
2009.08.23 up
チーズのことなら、お隣フランスに負ける訳にいきません!
中でも私のお気に入りの美味しくて、楽しいスイス・チーズをご紹介しましょう。
(今は日本でも通販などで購入できるようですが、まだまだご存知でない方も多いので、この場を借りてご紹介!)
何だかシュールなこの絵も好きな要素であるTête de Moine(修道僧の頭)
この「修道僧の頭」(Tête de Moine)、通常は800gぐらいの塊が真空パックになって売られています。(大型スーパーやチーズ専門店では、希望の大きさに切って売ってくれるところもあります。)
この塊をGillore(シロール)という道具にセットして、ハンドルをくるくるくる。
ハード(硬い)タイプのチーズに見えますが、中は結構しっとりしているので、あっと言う間に「ひらひらチーズ」が出来上がります。そのままお皿に盛れば、あら、お洒落。お味の方もあまり癖のない、それでいてワインやビールにピッタリの日本人好みのお味です。
パーティにもお勧めです。
Gilloreは、素材にもよりますが、だいたい3000円ぐらいから。紙とプラスチックでできた使い捨てタイプ(約1000円程度)もあります。
もちろん、Gilloreがなくても普通に切って食べれば良いのですが、鯛のお作りが薄くなくては美味しくないように、この「修道僧の頭」も「クルクルされたヒラヒラの」でなくてはどうも味気ないのです。Gilloreを買うほどでは・・・という方には、もちろん「ひらひら」の状態がパックになっているものも売られています。
そうそう、余談ですが、約800年前に修道院で作られ始めたこのチーズ、販促キャンペーンなどでは今でも必ず修道僧の恰好をしたおじ様たちが売り子をしていらっしゃいます。
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タグ:チーズ,修道僧,シロール
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