このおぞましい液体の正体は?
2010.01.11 up
これが“アエー・ イカン”
この怪しい液体、魚を洗った後の水です。血も臓物も一緒くたに入っています。どうしてこの水をわざわざ大事にとっているのかというと、実はこれ、ものすごくよく効く肥料になるのです。
マレーシアでは、最近では大手スーパーが軒を連ねるようになったものの、大都会クアラルンプールにおいても未だに多くの人々が市場で生鮮品を買い求めます。買った魚はその場でさばいてもらうこともできますが、食べられる部分も捨てられてしまうことがあるそうで、私の義理の母は、どんなに大きな魚でも、家で自分でさばきます。そして、すべてを食すのでは未だ足りず、魚をさばいた時の洗った水さえも利用する、という訳です。
きれいに咲いたプルメリアの花
正直なところ、この水が植物に効くと初めて聞いた時はかなり半信半疑でしたが、植木にやり始めて数週間後にビックリ!長い間咲かなかった花がどんどん咲き始め、果実や野菜も実り始めました。
唐辛子はもうすぐ赤くなります
通称“Air Ikan”(アエー・イカン、魚の水)と呼ばれるこの液体、2~3日置いてからの方がより効果的とのことです。ニオイですか?はい、もちろん臭いです。
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