割礼のシーズン
2014.01.13 up
割礼を受けたばかりの男の子達。バティックを天井からつるしています。
マレーシアでは、イスラム教徒の男の子たちは小学校に入学した頃から割礼を受け始めます。最近では生まれてすぐにそのまま病院で受けてしまう子も多いのですが、伝統的には小学生の頃に受けて、その後、近所や親せきとお祝い(クゥンドリ)をするということになっています。
食事の支度ができる前から集まる村の男性たち。
何故、この時期なのかというと、11月半ばから12月末までが学校の年度末休みで、完全に回復するのに2週間かかると言われているため、この長期休暇期間がちょうど良いからなのです。大人も有給休暇を消化する時期でお休みがとりやすくなるため、結婚式なども増える時期です。
家の外で調理をする村の女性たち
子ども(達)が割礼を受ける頃、その家の外では近所の人々がお客さんに興じる食べ物を料理し始めます。薪で火をおこし、豪快に料理します。魚はココナッツの殻を燃料に加えて焼くため、スモーク効果で香り豊かに焼きあがります。
お皿はこんなにあっても足りないくらい。
お皿は村のモスクから借りてきたもの。テントやテーブル、イスも貸し出しています。
出来上がりの図。各テーブルに1セットずつ配られます。
今回のメニューは、ゆで卵のココナツカレーのようなもの、パイナップルのカレー、もやしと貝の和え物、そして焼き魚と揚げ魚です。
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いとうより:
2014 年 01 月 13 日 10:44:56
はじめまして、いとうです。
生まれてすぐではないのですね。いや?痛そうな感じが…
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