なぜ白鳥は女王様のものなのか?
2010.08.24 up
イギリスでは比較的どこでも見られる白鳥
イギリスでは一般的に国内にいる白鳥は一部の例外を除いて全て女王様の所有物だと信じられています。最初はそれを聞いてはあの白く気高い姿のため女王様が自分のものだと命じたのかと思っていましたが、本当の話を聞いてびっくり。
春になると可愛い雛を連れて泳ぐ姿が見かけられます
中世、白鳥はローストされて食卓に上っており、貴重な食材として女王(あるいはそのときの王様)以外の一般庶民には食べることを禁止し、食べた者を罰するためにできた法律からきているのだそうです。
中世時代には白鳥だけでなく孔雀も貴族の食卓に上ったそうです
現在では野鳥保護を目的として、やはり白鳥はみだりに捕獲してはいけないそうです。現在でも貴族のすむ大きなお屋敷の庭では孔雀が闊歩しているのを時々見かけますが、孔雀も昔は食卓に上ったとか…時代は変わったものです。
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1 - Comments
sabaより:
2010 年 08 月 24 日 17:48:36
えええー、白鳥って美味しいの?
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