選びきれない豊富な商品 パサール・ラマダン
2010.08.27 up
断食明け用のお菓子を売る露店
ラマダン(イスラム教の断食期間)中に街中のあちらこちらに登場するパサール・ラマダン(ラマダンマーケット)。オフィスアワーが終わる少し前の4時頃から、道端にはたくさんの露店が軒を連ねます。
右は羊の丸焼き、左はマレーシア流焼き鳥のサテー
もともとはイスラム教徒の人々が断食を明けるための食事を売るためにあるものですが、マレーシア各地の名物料理がずらっと勢ぞろいするこのマーケット、イスラム教徒以外の人々にも大人気です。
プトゥ・ピリンというココナツの蒸し菓子を売るおばさんの露店は長蛇の列
1日断食をした体は血糖値が下がっているとのことで、多くの人が断食明けにはまずデーツの実やマレーシアの伝統的なお菓子を食べて糖分を摂取します。
コーンやメロンのジュース。その色に注目!
また、地方出身者の多く集まる首都クアラルンプールでは、全国津々浦々の名物料理が登場し、そのバラエティの豊富さに毎日悩んでしまうほどです。飲み物さえも、種類が多すぎて選べません。ということで、気を付けなければいけないのが買い過ぎです。テーブルの上にドドーンと広がる料理の数々を前に、深く後悔するという過ちを、毎年懲りずに繰り返しています。
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