ミラノ近郊の小さな宝石 ヴィジェーヴァノ
2010.08.09 up
ヴィジェーヴァノのドゥオモ(教会)
ミラノから車で40分ちょっと南西に行くと、ヴィジェーヴァノ(Vigevano)という名の小さな町があります。
ミラノ公国を支配したヴィスコンティ家(1300年代)やスフォルツァ家(1400~1500年代)のもとに発展した町で、ミラノと同じく守護聖人は聖アンブロージョ、建築様式もミラノの同時期のものと同じです。
守護聖人聖アンブロージョ、とドゥオモに書かれている
町の中心にある、かの有名なレオナルド・ダビンチの設計によるドゥカーレ広場は、イタリアでも屈指の美しい広場の一つで、その美しさはまるで小さな宝石のよう。
広場の床は丸い石が敷き詰められており、グレーと白の石だけで見事にデザインされています。白い石で描かれたデザインは、広場の装飾というよりは、不思議な空間を作り出すちょっとした魔法のような気がします。
床のデザインのカーブと、アーケードの直線との絶秒なバランス
広場を囲むアーケードにはたくさんのお店が並んでいますが、教会を背にして左向こう角にあるCaffe\' Commercio(カッフェ・コンメルチョ)はこの町で最も古いバールの一つ。
写真ではこのホームメードのジェラートの美味しさを伝えられないのが残念です。
老舗の手作りジェラート
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1 - Comments
axsより:
2010 年 08 月 10 日 10:25:33
ジェラートおいしそう…
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