繊細で美しいブルガリアの銀細工
2010.09.21 up
男がつけても女がつけても様になる指輪
日本ではまずお目にかかれないブルガリアの銀細工ですが、その世界は実に豊かです。ブルガリアだけでなく、マケドニアやギリシャなどの近隣諸国にも長い伝統があります。伝統工芸の域を超えて、シルバーアクセサリーとしてもとてもモダンです。
花模様をあしらった十字架のペンダントヘッド
基本は針金のようなシルバーの細い棒です。ひねったり曲げたりしながら幾何学模様を作り、組み合わせていきます。くるくる渦を巻いた円、楕円が基本形で、出来上がりはレースのように繊細です。西ヨーロッパともアジアとも異なるエキゾチックな雰囲気を醸し出します。この方法で小さなものから大きなものまで自由自在に作れます。サイズが大きく細工が細かいほど高価です。アクセサリー以外にも宝石箱やスプーンなどがあります。
ガラスの色合いも不思議
ちなみに、写真でご紹介した指輪やペンダントヘッドは日本円で2,000円前後とお手頃なので、私はいつも誘惑に負けそうになっています。
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タグ:ブルガリア,銀細工,シルバー・アクセサリー,伝統工芸
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2 - Comments
Setsuより:
2010 年 09 月 22 日 01:57:03
うわ〜、繊細だぁ〜。
メキシコも、銀細工は有名ですが、そこは国民性。ちょっとひしゃげてたりして、和めます。
ブルガリア、東欧発と観ると、なんだかゴシックな雰囲気もしますね〜。
早坂由美子より:
2010 年 09 月 30 日 06:45:21
メキシコの銀細工、友達に頂いたことがあります。
プロレスマスクかたどったペンダントでお茶目です。
メキシコのものはどっしりとした銀というイメージがあります。
ブルガリアの銀細工もよく見るとちょっと曲がっているところもありますが、そこは愛嬌ですね。模様が神秘的で好きです。
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