入って安心、なければ大変!マレーシアの医療保険
2010.09.19 up
医療保険のカード。クリニックの窓口で提示します
日本の国民健康保険のようなシステムがないマレーシアですが、クアラルンプールなど都市部にある会社の多くが、その福利厚生の一つとして保険会社の“Employee Benefit”というものに加入しています。
個々の会社が加入しているパッケージによって様々ではありますが、数多くある指定された私立のクリニックに通院する際にそのカードを提示すれば、無料あるいは5リンギット(約150円)で診察が受けられ、薬ももらえます。
お薬の袋。表記はマレー語、英語、中国語の3つ
病院にてきちんと診てもらう必要がある場合は、かかったクリニックの医師に紹介状を書いてもらい、紹介状と共に保険会社指定のパネルホスピタルに出向けば、そこでの診察・入院費もカバーされます。
昨年のちょうど今頃、私はひどいひどい腹痛に襲われました。何度クリニックに行っても改善しないため、紹介状を書いてもらい大手病院の専門医に見てもらったところ、胆石であったことが判明!
内視鏡手術で胆石すべてと胆嚢を取り除き、計3日入院したところで渡された請求書はなんと16,000リンギット!日本円で50万円ほどですが、こちらでの貨幣価値からすると日本で160万円請求された感じです。
会社の保険がなかったら、いったいどうなっていたことやら…。
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