フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

前の月へ

2024.4

次の月へ
S M T W T F S
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

ナショナルデーのために、紅バラを配るimpulso組織の方々

ナショナルデーのために、紅バラを配るimpulso組織の方々

 10月12日は、スペインのナショナルデーであり、「コロンブスの日」でもあります。
クリストファー・コロンブスによって アメリカ大陸を発見した歴史的出来事と、彼と結んだサンタフェ条約のサイン後のカトリックの王たちを記念します。


バルセロナにそびえるコロンブスの塔の石像は大陸発見に関係した人物

バルセロナにそびえるコロンブスの塔の石像は大陸発見に関係した人物

コロンブスは、何処で生まれたか確信はないが、ジェノヴァかコルシカ島が有力だとされています。でも家族の血統は、カタルーニャとも言われます。

とにかく彼は、インドに到着する目的で 西廻り航海の新しいルートで、1492年8月2日、南スペインのパロス港から出発したのは証明されています。
そして、バルセロナ港に戻ってきて、後援してくれたカスティーリャのイザベル女王に報告するに至ったのです。


この階段を上がり、女王に謁見した。14世紀のバルセロナ旧市街の王宮

この階段を上がり、女王に謁見した。14世紀のバルセロナ旧市街の王宮

1492年のアメリカ大陸発見は忘れがたく、ヨーロッパとアメリカ間の最初のコンタクトの一歩となった10月12日なので、記念すべき日としてみなされました。

いわゆる「二つの世界の出会い」の時だったのです。


バルセロナのコロンブスの塔は正面が海。指の長さ50cm、塔の高さ51.30m

バルセロナのコロンブスの塔は正面が海。指の長さ50cm、塔の高さ51.30m

スペイン歴史上、欧州他国を先がけ、存在を知らなかったアメリカ大陸を発見したことは、栄誉なことだったのでしょう。
学校の授業では、毎年この時期コロンブスの事が話され、祝日となり、国民に受け継がれているのを知り、スペインで彼の存在の大きいことを知りました。


ナショナルデーの軍事行進に王族・政府代表者が臨席。20minutos新聞より

ナショナルデーの軍事行進に王族・政府代表者が臨席。20minutos新聞より

ちなみに、アメリカ合衆国も10月12日は記念祝日です。
ただ、インデアンにとっては、侵略者が来た日で、違った意味で記念日に感じられます。わずか数年の間で、大量虐殺されたことを思うと、たんに喜べない気がしました。

*参考資料 バルセロナツーリスト情報誌より


レポーター「別紙 敦子」の最近の記事

「フランス」の他の記事

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives