韓国保健所の妊婦支援はスゴイ
2011.12.24 up
テジョン市ユソン区保健所、妊婦支援は正面入ってすぐ左の事務室
アニョハセヨ。前に韓国の妊婦支援「コウンマムカード」について紹介しました。今回は、韓国テジョン市の保健所が実施している支援制度を紹介します。
保健所には、韓国の病院で支給される「母子手帳」を持参します。また韓国人であれば住民登録番号、外国人であれば外国人登録番号が必要です。
テジョン市内の保健所で支給された鉄分剤4か月分
テジョン市配布の冊子によると、保健所で申請できる妊産婦支援には以下のものがあります。
1.難任夫婦支援(所得制限あり、妻が44歳以下)
2.妊娠20週以降出産前までの妊婦への鉄分剤支給(5か月分まで)
3.妊婦・乳幼児栄養プラス支援(生活費基準あり)
4.産婦・新生児「お助けおばさん」支援(所得・財産所有制限あり)
ユソン区保健所の妊婦支援事務室は小さなスペースでしたが、職員の方がとても丁寧にわかりやすく説明してくれます。
韓国にもマタニティーマークがあります(左は車に貼るもの)
上の写真は韓国のマタニティーマークで「妊産婦がまず先に」と書かれています。
配慮の例として「ちょっと待って!妊産婦がいたらタバコはちょっと後で!」「産前産後の休暇は選択でなく必須!」などと書かれています。
日本と同じでマタニティーマークはまだまだ社会には広く知られていません。が、儒教社会で日本よりも年功序列の厳しい韓国。若者が地下鉄などで座っていると、年配者に「(私が座るから)どけなさい」と言われることも稀にあります。このマークの重要性がもう少し知られると妊婦の方もより快適なマタニティライフを送れるような気がします。
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