今年で28回目、ハワイで最も歴史のあるレストラン賞といえば、地元雑誌社「ホノルルマガジン」主催の「ハレアイナ賞」です。ハワイアン・リージョナル・キュイジーヌを発展させた老舗のレストランシェフから、昨年レストランをオープンしたばかりの新進シェフ、各島などカテゴリーに分かれて、読者投票によって順位が決まります。先月のある日曜日、その受賞イベントに行ってきました。

まずは、カクテルパーティーから。ワイキキビーチに面したピンクパレス、ロイヤルハワイアンホテルのガーデンで、シャンパンやマティーニなどを片手に、あちこちで「あーら、お久しぶり」などの会話が始まります。

続いてホテルのボールルームで授賞式が開かれました。三位から一位まで、各カテゴリーで受賞者の名前が呼ばれます。その間は、着席して昨年受賞者のシェフが腕を振るったお料理を堪能します。一品目はなんと、「フライドチキン＆ワッフル」。辛さと甘さの融合というのは、マクドナルドのパンケーキにソーセージをはさんだマックグリドルでもおなじみですが、米国南部の定番メニューです。
二品目も「エビとチーズ・グリッツ」、というなんとも南部色の濃いものでした。

式のあと、またガーデンに出て、盛大にパーティーが続きました。各ブースを回ってシェフ自慢の味を楽しみました。リゾートハワイでありながら、ちょっとおしゃれした人たちが集まるこのイベントは、来年ももちろん開催予定。受賞者リストと来年の情報はこちらからどうぞ。
http://www.honolulumagazine.com/Honolulu-Magazine/January-2012/2012-Hale-Aina-Award-Winners/

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