ソフィアっ子御用達「コスタコーヒー」
2011.02.24 up
コスタコーヒー クラクラ通り店
こちらにいると、本当によくカフェに足を運びます。
ほぼ毎日と言っても良いぐらい、はしごをすることも珍しくありません。
私は建築史学を専門にする大学院生なので、日々は読み物と書き物の繰り返しです。単調な生活に変化が欲しい!ということで、カフェめぐりをしながら研究作業をしています。
ソフィアっ子も私もよく行くのが「コスタコーヒー」です。
ロゴ入りマグカップ これはダブルエスプレッソ用
コスタコーヒーはチェーン展開しているので、ソフィア市内のあちらこちらで見かけます。
値段設定がやや高めで(ダブルエスプレッソが一杯160円ぐらい)お洒落な内装なので、ビジネスマン風、文化人風のお客さんが多く、打ち合わせにもよく使われるようです。
コーヒーの味は良く、メニューも豊富です。
特徴的なのはカプチーノで、大きなお椀に取っ手をつけたようなカップになみなみと注がれます。小・中・大とあって中がそのぐらいなので、大はどんぶりかと思うと恐ろしくて頼めません。
クラクラ通り店 店内はこんな感じ
クラクラ通り店は、古めの集合住宅の1階に入っているので、天井がとても高いです。ガラス面が大きく、いつも店内が明るいのも気に入っています。窓際のソファが一等席で人気が高いです。
「クラクラ通り」という可愛い名前は、クラクラ・ペルニシュキという11世紀の歴史上の人物に由来しています。以前は「ディミタル・ポリャノフ」という社会主義詩人の名を冠した通りでしたが、民主化以降に改変されました。ブルガリアではそのような事情で名前を変えた通りが多いので、昔と今の地図はところどころ通りの名が違うのです。
コーヒー豆をあしらった窓
クラクラ通りはソフィア大学の裏手にあって、画材屋さんや雑貨屋さんが集まるちょっと素敵なところです。気晴らしに小さなお店をのぞきながらコスタコーヒーに行くというのが定番のコースです。
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