ボストンの電車は“上り”と“下り”が途中から変わる!
2011.06.21 up
ボストンの地下鉄マップ(MBTAのウェブサイトより)
日本の電車は「上り」「下り」で方向を表すことが多いですが、ボストンの電車はInbound(インバウンド)「市内行き」と、Outbound(アウトバウンド)「市外行き」で表します。
地下鉄レッドラインの「市内行き」「市外行き」の表示
街の中心地に向かうInboundは「上り」で、街の外側に向かうOutboundは「下り」と訳せそうですが、同じ方向へ行くからといって、いつも同じようにInbound、Outboundと呼ぶわけではないので注意が必要です。
グリーン・ラインの「市内行き」の表示
Inboundの電車に乗ったつもりでも、中心地を過ぎると突然Outboundに変わってしまうので、例えばある線の終点に行きたい場合も、自分が乗る駅によってInboundに乗るか、Outboundに乗るかを見極めないといけません。
グリーン・ラインの「市外行き」の表示
街の中心の駅にいる場合は、どちらの方向に行ってもOutboundに乗ることになるのでややこしいですね。そういうことがないように、中心地の四角地帯Park Street(パーク・ストリート)、State(ステイト)、Downtown Crossing(ダウンタウン・クロッシング)とGovernment Center(ガバメント・センター)の4つの駅では、InboundとOutboundの表示を使用しないと、MBTA(Massachusetts Bay Transportation Authority)「マサチューセッツ湾交通局」のサイトに書かれています。
【MBTAのウェブサイト】http://www.mbta.com/
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