ドリアンの季節よ、さようなら。
2011.08.20 up
食べごろのドリアン
近年では雨季と乾季の区別もはっきりしなくなってきてしまい、季節感が失われつつあるマレーシアですが、“○○の季節”として多くの人が待ち望んでいるものがあります。それはドリアンの季節!!
毎年5月~7月頃は、ペラ州やパハン州などで栽培されたドリアンが、クアラルンプールの街を賑わします。北部ペナン島では、6月にドリアンコンテストなども行われ、果樹園では“10リンギットで食べ放題!”といったその季節ならではのイベントも開催されます。
こんな風にして育ちます。食べごろになると自然に落ちます
そんなペナン島で最も有名なドリアンの産地、バリッ・プラウでドリアンを食してまいりました!バリッ・プラウは、海と小高い丘に挟まれた小さな街で、その丘にはたくさんの果樹園があります。車を走らせるとたくさんのドリアンの木が見えてきます。
ドリアンの産地では道端で売られています
道端では、獲れたばかりのドリアンが売られていますが、値段はクアラルンプールの半額以下。中身びっしり、味も抜群です。
私が行った露店では、1kg10リンギットと5リンギットの2種類で、私は安い方を選びました。重さは皮ごと測り、お店のお兄さんが割ってくれます。どこを持っても指に刺さるので、特殊なテクニックが必要となります。
今は8月、幸せだったドリアンの季節ももう終わりです。来年こそは食べ放題に挑戦するぞ!と意気込みながら、ドリアンの季節に別れを告げるのでした。
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タグ:ドリアン
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