ジャマイカには、日本人が経営する体操ジムがあります。
その１つNishida\'s Gymnastics & Fitness Centreは、元青年海外協力隊で体操コーチの西田さんによって運営されています。

西田さんは、青年海外協力隊員としてジャマイカで活動し、任期終了後にジャマイカでご自分のジムをオープンされました。

西田さんの生徒たちは、お金はないけど元気と身体能力を持った少年たちと、一般のジャマイカ人の子供達。

日本の体操競技のレベルの高さは世界的に有名です。それを、素晴らしい身体能力を持ったジャマイカ人が学んだら、どうなるのでしょうか？

発展途上国のジャマイカ。

物資が不足していたり、人が時間通りに来なかったり、
ジムの引越し・拡大作業の際は相当手間がかかった様子です。

男子選手たちも自らのトレーニングプラス、引越し作業。
より良い練習環境を目指してみんなで協力します。
選手の中には、ジムに通う交通費に苦労することもある裕福でない家庭出身の子も。
それでも、ほぼ毎日トレーニングに励んでいます。

西田さんの熱心な指導のおかげで、アメリカで行われる試合に遠征し、活躍しています。

彼らはジャマイカ国内で放送されるTVや、新聞に出ることもある人気者なのです。

ジャマイカ人は、とてもおおらかな国民性。
日本人が得意と言われる、コツコツ地道な練習は、彼らは苦手なようです。

そのかわり、自由にのびのびと練習しています。

練習中に「ハラヘッタナー！」なんて日本語が飛び交うことも！

彼らがもう少し大人になって、様々な国際大会に出るようになって、体操界でジャマイカの名前が有名になるのもそんなに遠くないでしょう。

日本の体操技術+ジャマイカの身体能力、一体どんなことをしてくれるのだろう。

目が離せません！

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