
リトル・トーキョー
ジャマイカでチェーン店として人気があるリトル・トーキョー。
実はこのお店、中華のファストフードなのです。

麻辣チキン、麻婆豆腐などが並ぶ
メニューは、全て中華。
ジャマイカ人、これを日本食だと思っていないか心配していたのですが、それ以前に日本と中国の違いを認識していない方も多いので、大した問題ではない様子です。
道を歩けば、「チン、チャイナ、チノ!」と、中国人と言われる一方で、「トーキョー!」と言われることもたまにあります。
もしかしたら、この犯人はこのリトル・トーキョーも関係しているのかもしれませんね。

本物の日本食レストラン・East
もちろん、首都キングストンに行けば本物の日本食を食べることもできます。
こちらは日本人の方々が作ってくれる、おいしいお寿司のお店。
田舎で精神的にも肉体的にもやられたとき、何度も助けてもらいました。
なんと、嬉しいことにスーパーでもパックのお寿司が買えることがあります。
物価が高いことと、常に置いてあるかわからないことが残念ですが、スーパーでお寿司が買えるなんて、便利な世の中になったなぁと感じています。

値段は少々お高め。1000円前後。
観光地のジャマイカには、世界中から人が集まるため、今や世界的に有名になった日本食の需要も少なからずあるようです。
少々大きなスーパーに行くと、Panko(パン粉)が売られていて驚きました。

Panko!
ローカルの人々には、まだ馴染みの少ない本家日本食。
2020年、東京でオリンピックが開催されるときまだウサイン・ボルトは健在かな?
なんちゃって日本食レストランのリトル・トーキョーではなく、正しい日本の首都として東京を多くの人に覚えてもらいたいと願いながら、もうすぐジャマイカを去ります。
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タグ:日本食事情
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- 2 コメント
2 - Comments
道下より:
2013 年 09 月 10 日 11:15:11
世界各国からみれば日本人も中国人も同じアジア人ですよ。その意味で五輪開催は国の大きなPRになりますよね。7年後のボルトも見てみたい。
石田より:
2013 年 09 月 12 日 21:04:08
PANKOって、日本語読みなんですね。
確かに辞書には
〈小麦粉〉 flour; 〈パンくず〉 bread crumbs
としかない・・・。
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