インドネシアの国民食 テンペ
2016.01.09 up
生のテンペ。多くがバナナの葉に包まれています
インドネシアで発酵食品と言えば「テンペ」です。日本の納豆と同じように大豆を発酵させた食品で、納豆は納豆菌を使って発酵させているのに対し、テンペはテンペ菌を使って発酵させています。
テンペの素揚げ。サンバルという辛い調味料をつけて食べるのが一般的
テンペは通常そのまま食べることはなく、揚げたり、炒めたり、スープに入れたり色々な方法で調理して食べます。家で食べるのはもちろん、レストランや屋台でも定番です。納豆のように糸を引くことはなく、味にクセもありません。特に納豆や大豆製品をよく食べる日本人の口に合います。
チキンなどの付け合わせで食べることが多い(右下がテンペと豆腐)
インドネシア人の国民食とも言えるテンペ。一年に消費する量は、一人当たりなんと6.5キロだとか。インドネシアで取れる大豆の50%がテンペに加工されるそうです。ちなみに40%が豆腐に加工されるそうです。豆腐もよく食べられます。
日本で売られているテンペ。これは冷凍でした
実はこのテンペ、栄養価が高く、世界中で注目されている食品でもあります。日本でも数社が製造しているとのことで、スーパーなどでも売られていることがあります。見かけたらぜひ一度試してみてください。私のおすすめは、素揚げです。チリソースなど少し辛いものをつけて食べると、よりインドネシア感がアップしますよ!
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タグ:発酵食品
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