アンニョンハセヨ（こんにちは）。つい先日、「加湿器殺菌剤その後の影響は…？」と題して記事を書きました。その中でいくつかのメーカーの空気清浄機フィルターにも同様の成分が含まれているという報道があった、と述べたのですが…。

３Mという会社のフィルターに、加湿器殺菌剤事件と似た成分が使用され、そのフィルターを空気清浄機に使用していた複数メーカーがリコールの対象として交換を始めました。
我が家は子どもたちのために2台の空気清浄機を置いています。
前回の記事を書いた当時、報道で流れた空気清浄機メーカーのモザイク画像やメーカー頭文字から、内１台に報道に当てはまる疑いがあり、メーカーに問い合わせをしました。メーカーからの回答は、うちは大丈夫というもの。すっかり安心していたのですが、なんと最近、予想もしていなかったもう１台のほうが問題のフィルターを使用しておりリコール対象だと判明しました。
こちらのＬ社の空気清浄機は３ヵ月前に買ったばかり。購入したサイトからも何の連絡も無く、リコール対象になってから約１ヶ月後たまたま見たニュースで知ったのです。
急いでＬ社のサイトで殺菌剤を使用していないフィルターを申請しましたが、申請して約１週間経った現在も届いていない状況です。

今更になりますが、筆者はもともと大気汚染などに敏感です。今回リコール対象となった空気清浄機は、呼吸器の弱い子どものため寝室用に買い足したものでした。しかし（たまたまかもしれませんが）使用し始めてから三晩連続で朝方筆者の喉が痛くなりました。そこで不思議に思いながら買い足した方を日中リビング用とし、もともとあった物を寝室用にすると収まったという経緯があります。また購入当時の日記を読み返すと、「PMの数値は悪くなかったのになぜか子どもも私も咳が増えた」と書いてありました。「まさかあの喉の痛みも殺菌剤と関係があったのでは」と家族で驚いています。

現在韓国では、健康のために空気清浄機を購入し、かえって心配を抱えることになってしまった人々が告訴の準備をしています。原告（予定）の数は100人を超えています。せっかく買った空気清浄機が停止したままの我が家でも、主人が健康診断の費用を請求する可能性位は考えた方が良いのではと言っています。

呼吸器の弱い子どものために買った空気清浄機により、数ヵ月間、問題の殺菌剤と似た成分が閉めきった室内にばらまかれていたと気付いたときには呆然としました。今回で一連の事件は膿が出きって、今度こそメーカーを信用できるよう、メーカー側には状況をきちんと改善していって欲しいと思っています。

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