オランダ

オランダ:アムステルダム

カオル フリードリヒス

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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 オランダでは一般的に食べ物(食材)がおいしいと感じるのですが、なぜか料理の数が少ないのが玉にきず。国を代表する料理は何?と聞かれれば、うーん、と少々考え込んでしまいます。そんなわけで、正月料理も残念ながら存在しない、というのが本当のところです。


大みそかから新年にかけて祝い事をする場合は、軽く食べられるものが選ばれます

大みそかから新年にかけて祝い事をする場合は、軽く食べられるものが選ばれます

 世界各国からやって来た移民が多く、多宗教の国ともいわれるオランダですが、もともとはキリスト教の国。年末に祝う、というならクリスマスがその代表格です。しかし、盛大に祝うはずのクリスマスも、伝統的な料理もないのは少々寂しい感じもします。そんなわけで、正月自体をあまり祝わないためか、正月料理と呼ばれるようなものが存在しないのは残念です。


フランスパンを切ってワインとおつまみで正月料理は終わり??

フランスパンを切ってワインとおつまみで正月料理は終わり??

 気候的には日本の北海道に近く、「寒い国」ですが、冬の一大イベントとも呼ぶべき正月(新年)を祝うだけの料理が存在しないオランダ。ではこの季節、人々は何を食べたり飲んだりして過ごすのでしょうか? かつては、正月を迎える大みそかの晩には、ちょっと厚めに切ったビーフステーキを食べながらシャンパンを飲む、というのが定番だったようです。しかし、正月というよりも「いつも大体同じもの」といった雰囲気が否めません。


こうした料理を大みそかから新年にかけてレストランで満喫する人も

こうした料理を大みそかから新年にかけてレストランで満喫する人も

 現在は、多少バラエティーに富んだものがテーブルの上に並ぶようになりました。例えばすし、フライドチキン、そしておつまみとしてのチーズなどです。こうしたものをテーブルに並べ、テレビでも見ながらくつろぐ、というのが正月の過ごし方のように思います。しかし、悲しいかな、日本と比較すれば、正月の雰囲気はまったくない、といえるでしょう。どうもオランダ人たちにとって、正月は料理を楽しむよりも「ただの1月1日」という感覚しかないように思えます。


 日本のおせち料理のように、手の込んだ美しいものをたくさん用意して正月を楽しむカルチャーがないオランダ。それはそれで文化としてありだとは思うのですが、日本のようにバラエティーに富んだ多様な文化とはかなり異なった感じがします。


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