オランダ

オランダ:アムステルダム

カオル フリードリヒス

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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外食産業花盛り

2018.11.13 up

こんな場所で気軽に夕食も…(画像提供:TandeRoos)

こんな場所で気軽に夕食も…(画像提供:TandeRoos)

 オランダには、?夕食をするべき伝統的?時間帯?というのがあります。それは、午後5時半から同6時まで。この時間に少しでも遅れたりすると、パニックになる人もいるほど、この時間帯はオランダ人にとって、仕事に遅れるよりもさらに重要なようです。しかし、この伝統的時間帯を守らず、自由に好きな時に夕食を取る世代も増えてきています。

 特に、15万人以上が住む都市では、1990年代以降生まれの若い世代を中心に、「時間にとらわれず、空腹になったら食べる」「外食は当たり前」といった気風が広まりつつあります。

 例えば、20年ほど前ならば、朝食を自宅以外で食べることなど、論外だったほどでした。ところが、最近では気が向いたときに、日本でいうならば居酒屋やファミレス、少し奮発してしゃれたレストランなどを利用することが当たり前のようになっているようです。


あらゆるジャンルのレストランが増えつつあるオランダ(画像提供:Nu.nl)

あらゆるジャンルのレストランが増えつつあるオランダ(画像提供:Nu.nl)

 これに伴い、料理をする人の人口も減っているとか。食材を購入して調理する手間や、料理のためのガス代などを考慮に入れれば、店屋物をとったり、レストランで食べた方が、長い目で見れば確かに安くつく、という事実が「自宅で食べるより外食」を後押ししているようです。

 将来的に、家や自動車を持つことにすら、興味が薄れている若い年代の人たちは、現在をいかに楽しく生きるかに主眼を置いているため、貯金のために何かを我慢するのではなく、できる限り使えるお金は使いたい、と考えているのでしょう。外食するのもその一環、と言えるのではないでしょうか。

 この外食の流行に拍車をかけているのが、SNSだそうです。外食時に目の前に並んだ一品をスマホで撮影して画像をアップし、シェアすることで、「私は今、ここにいるの!」というささやかな自己主張になるのみならず、店にとっては宣伝にもなりえるわけです。今後、外食産業がどのように展開されていくのか、まだまだ発展途上にありますが、興味が尽きないといったところです。





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