ブラジル

ブラジル:サンパウロ

日下野 良武(くさかの よしたけ)

◎職業;ジャーナリスト、ブラジル文化研究家
◎居住都市;サンパウロ市(ブラジル国)

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行き来ができないほどの混雑だった七夕まつり

行き来ができないほどの混雑だった七夕まつり

 毎年恒例の「七夕まつり」(サンパウロ・リベルダーデ文化福祉協会主催)が7月13、14の両日、サンパウロ市の東洋街一帯で開かれた。最近、朝夕10℃を切り、曇りがちの肌寒い毎日だったがこの両日だけは晴天に恵まれた。


 41回を数える同祭りは、当初、ブラジル宮城県人会が中心になって始まり、近年は東洋街の商工会が運営してきた。会場は、地下鉄「ジャパン・リベルダーデ駅」に続くリベルダーデ広場からメイン通りのガルボン・ブエノの区域。およそ40本の色鮮やかな飾りが吊り下げられ、そよ風にサラサラと音を立てて揺れていた。


 筆者は毎年見物しているが、広報が徹底していたようで過去最高の人出のように感じた。見物客は行き来ができないほどの混雑で、すれ違う人のほとんどが非日系ブラジル人。雑貨販売の商店主は「過去に見たことがない混みようだ。おそらく1万人以上だろう」と語る。歩道に並ぶ屋台ではパンや揚げ物などがよく売れ、行列ができていた。


 願い事を書いていた会社員のパウロ・ルッカさん(64)。「お金に縁がないので大金をお恵みくださいと神様にお願いした」とにっこり。アメリア夫人は、「夫婦2人が健康であることを神様にお願いする」そうだ。ブラジルでは神の存在を信じる人が多い。
 3人の女性グループが短冊を竹の枝に結び付け、写真を撮っていた。「かっこいい男性と結婚したい」「大学の試験にパスしますように…」「宝くじを買ったけど絶対当たる」と、冗談を交えながら大笑いしていた。


 この「七夕まつり」より先の7月5、6、7の3日間、海外最大の日本文化の祭典といわれるようになった「日本祭り」が開かれ、今回も20万人近い来場者でにぎわった。日本文化がブラジル社会に浸透している証左だ。今後も途切れることなく続くのを願いたい。


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タグ:サンパウロ

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