オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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 オランダ人に最近、とみに増えているベジタリアン(菜食主義者)。ベジタリアンと称する人たちは、野菜を中心としたメニューを毎回の食事に取り入れるのが鉄則のようですが、やはりそれでも肉類に食指は伸びるもの。こうしたベジタリアンたちに今、絶賛されているファースト・フード店が、政治の中心地・デン・ハーグにお目見えしました。


これって本当に大豆が原料なの?!というほどの「スナック類」

これって本当に大豆が原料なの?!というほどの「スナック類」

 店の名前は、「ベジタリッシュ・スナック・バー」。スナックというと日本ではスナック菓子を指しますが、オランダでは「気軽に食べることができるおつまみ的食品」を指します。

 たとえば日本でいうなら焼き鳥やたこ焼きなどは、この「スナック」の部類に属するでしょう。つまり、「気軽に食べることができる、ベジタリッシュなスナック」を提供するバー(店を指す)が登場したというわけです。


外見も味も、本物のハンバーガーにそっくり(画像提供・Pixabay)

外見も味も、本物のハンバーガーにそっくり(画像提供・Pixabay)

 オランダ国内の、どの街角にもある普通のファースト・フード店、つまりスナック・バーで買うことができるのは、ソーセージ、ハンバーグの類、ホットドッグなどです。こういったものは、万人に愛される味はもちろんですが、油脂や塩分含有量などの点で、肥満を気にする人もいるでしょう。

 しかし、大豆を原料にしたソイ・ミートで作られたファースト・フードなら、低脂肪でたんぱく質も摂取でき、何といっても動物の命を犠牲にする必要がないので、大歓迎されているのです。


 この店の発起人でオーナーでもある人物は、これまで普通のレストランやカフェ経営に携わってきたオランダ人・ユルゲン・フェルヴード氏です。彼が考案して製作にこだわったこれらのベジタリアン・スナックは、一般の肉製品とほぼ同じ味わいが楽しめるということで、「畜肉はぜったいに口にしません」と言い切る人たちにも大好評だとか。


マヨネーズの味も、本物そのもの!(画像提供・Pixabay)

マヨネーズの味も、本物そのもの!(画像提供・Pixabay)

 店の自慢は数あれど、特に人気が高いのは、ソイ・ミートで作られたエビをメインにした、カクテル・サラダだそうです。サラダをあえるソースには、卵抜きで作られたマヨネーズが使用されており、隠し味にはこれまた豆乳が原料のチーズが。ここまで徹底したこだわりが、ベジタリアンならずとも一般人からの人気の一因となっていることに間違いはないでしょう。

 気軽なファスト・フードとは思えないほど洗練され、手の込んだ彼独自のベジタリッシュ・メニューが、世界中で支持される日も、そう遠くはないかもしれません。


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