ブラジル

ブラジル:サンパウロ

日下野 良武(くさかの よしたけ)

◎職業;ジャーナリスト、ブラジル文化研究家
◎居住都市;サンパウロ市(ブラジル国)

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いつもより人通りが少ないパウリスタ大通り(3月16日)

いつもより人通りが少ないパウリスタ大通り(3月16日)

 ブラジルで新型コロナウイルスの拡散が始まった。全国16州で死者1人、感染者290人、感染疑いで検査中の人は8819人(3月17日現在)。最大の都市サンパウロでは市条例で美術館、劇場、学校、娯楽施設、パブ、居酒屋などの閉鎖が決定した。


 17日午後、高層ビルが林立する市内最大のオフィス街パウリスタ大通りへ行った。いつもより車や人通りが少ない。外出を控えているのだろうか。同大通りにある日本政府の文化紹介施設「ジャパンハウス」も当分の間、閉鎖が決まった。
 自宅から徒歩3分のスーパーではアルコールや消毒液、トイレットペーパー、キッチンタオル、インスタント食品コーナーなどで商品が品薄になり始めていた。「追加搬入しているけど、すぐなくなる」(店員)。個人の大量購入が始まったようだ。テレビ報道によると「商品の売り上げが平時より一時的に8%上昇している」という。


 同市には日系団体の多くが本部を構える。「ブラジル日本商工会議所」は来月の定例昼食会の中止を決定。「ブラジル日本語センター」の職員は時差出勤とテレワークを始めた。自宅からバスや地下鉄通勤に1時間以上かかる職員がいる。乗車時の感染が心配だからだ。
 ブラジルではマスク使用の文化がない。着けたまま地下鉄に乗れば、周りの視線を浴びる。握手は最初に出会ったときのあいさつで欠かせない。しかし、市民は控えていて、お互い肘を合わせたりして許し合っているようだ。


 ブラジルはヨーロッパとのつながりが強い。特に、イタリア移民が多いことから両国の人の往来は頻繁だ。それだけに今後、拡散が懸念される。


 わが家では帰宅後のうがいや手洗いを入念にしている。高齢者の罹病が多いようなので特に心掛けている。世界中に広がった新型コロナウイルス。どの国に住んでも細心の心構えが必要だ。


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タグ:サンパウロ

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