ブラジル

ブラジル:サンパウロ

日下野 良武(くさかの よしたけ)

◎職業;ジャーナリスト、ブラジル文化研究家
◎居住都市;サンパウロ市(ブラジル国)

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ブラジル東北サルバドール市のショッピングセンターで聴いたサンバのリズム

ブラジル東北サルバドール市のショッピングセンターで聴いたサンバのリズム

 ブラジルでは新型コロナウイルスに関するニュースが終日報道されている。それだけが脳裏に焼き付いてしまえば、気が滅入りそう。しばらくの間はじっと我慢の毎日だ。こんな時、テレワークの方や自宅に引きこもっている方には音楽鑑賞と読書をお勧めしたい。
 音楽に興味のある人は、ぜひブラジルのサンバとボサノバを聴いてほしい。サンバは、聴けば自然に足が動き出すような明るい快活な2拍子の曲。一方、ボサノバはサンバがジャズふうに変化したもの。かったる~い、ゆったりとした、頬をなでるようなメロディーは心を癒やしてくれる。夜、ブラジルの地酒「カイピリンニャ」を飲みながらなら、最高だ。


 近年、日本のカフェバー店内でボサノバをよく耳にする。日本で路線バスに乗った時、案内アナウンスの途中で名曲「イパネマの娘」が流れていたのには驚いた。ボサノバは日本人の気性に合っているのだろうか。


リオの路上でボサノバを演奏する若者

リオの路上でボサノバを演奏する若者

 読書もストレス解消に効果がある。精神を集中して本を読み始めると、世間の雑事を忘れさせてくれる。毎日仕事に出かける人にとって、通勤時間は往復1時間が当たり前。テレワークの人はその時間を大いに利用したい。


 既読の本でも案外、記憶が薄れているものだ。もう一度、目を通せば、著者と読者の距離が再びぐっと近づく。自宅の書棚にある本を取り出して再読すれば、新しい発見があるかもしれない。漫画であっても開いていいではないか。若い時代に思いをはせ、心が若返るかも。筆者の場合は仕事の関係上、手持ちの日本語に関する本に再度、目を通している。


 ブラジルの4月17日現在の感染者数は3万3000人、死者は2000人を突破。サンパウロ州政府は5月10日まで外出自粛令を延長した。音楽を聴き、読書で心を落ち着かせて、毎日を元気で過ごそう。見えない敵との戦いは続く。一日も早い終息を祈りたい。


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タグ:サンパウロ

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