メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 つい2ー3ヶ月前まで一緒に仕事をしていた人に、新たに仕事の依頼をしたところ数日経って返事が返ってきました。

「妻がコロナに感染、自分も無症状だが二人で自主隔離生活をしている。それが終わったら仕事引き受けます」とのこと。メッセージにはそれを証明するための医療機関からの診断書がついていました。

 28歳の女性、コロナ陽性。


PCR検査で陽性反応が出たという診断書

PCR検査で陽性反応が出たという診断書

 彼の場合、直接自分の仕事に関わることなので私たちにこうして知らせているのですが、これは早い時期からメキシコで見られる現象です。

 FacebookなどのSNSでも他者の「誰か身近な人でコロナに感染した人いる?」という問いかけに、ざっと200件の返信があり、親族が感染した、知り合いが感染により亡くなった、などの情報がありました。特に隠そうという傾向はないようです。


 メキシコのコロナウィルス感染による死者は7万人を超えました。

 しかしながら、感染者数の減少を見て、大統領からも「山は越えた」と声明が出たり、各州が信号の色でその危険度を表示しているものにも変化が出始めたりと、メキシコ国内全般で「そろそろ終結か?」という動きになっています。

 8月後半から再開された学校教育は、私立ではそのままオンライン、公立では州により施策が異なりますが、学年教科別のTV番組で授業を行うなど対策は続いています。

 ですが、気を抜いてマスクをしなかったり、感染対策を怠ったりでいまだに感染者が増え続けているのが実情です。




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