オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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 みなさんはストレスがたまったとき、何をして発散していますか?たぶん、スポーツやヨガ、読書や飲み歩き、おしゃべりなどの「平和的」な方法でストレスを発散していらっしゃると思います。ストレスといってもいろいろありますが、ここオランダでは冬になるとストレスを感じて医者に駆け込む人が、夏に比べて倍増するといわれています。


 ストレスが高じて「うつ」を病んでしまい、深刻な状態になってしまうことも。その理由ですが、

 1.毎日続く曇天(11月末から次の年の4月くらいまで、太陽光を浴びることはほぼなし)

 2.午後3時すぎになるとすでに暗くなってくる(実際の日没時間は午後4時半)

 3.コロナ禍(数回のロックダウンを繰り返している)
健康的に活動できる時間が非常に少なくなり、加えてのコロナ禍により心身を病む人が非常に増えているのも納得です。


「あなたを破滅させるものを壊しましょう!」との表示が壁に

「あなたを破滅させるものを壊しましょう!」との表示が壁に

 深刻な「うつ」の場合は、病院に通いながら完治させるのが基本ですが、このゆううつな時期に気分を発散することによって、どうにか普段の自分に戻れるかも、という人たちのために考案され、話題になっているのが「ぶっ壊し・わめきルーム」や、「自由を取り戻すためのコース」です。


壊すための部屋内部

壊すための部屋内部

 「ぶっ壊し・わめきルーム」は、部屋の中に用意された瀬戸物やガラス、テレビ、コンピューターなどをハンマーで壊し、叫んでストレスを発散する方法は日本にもあり、既に紹介済みだと思いますが、これが今、オランダではブームとなっているのです。「自由を取り戻すためのコース」では、ヨガやジョギングを行う中に「叫ぶこと」や「大声で話す」ことを盛り込んだレッスンが受けられるそうです。これによって、コロナ予防規則に縛られた不自由さを開放させる、というわけです。



 2年目のクリスマスをロックダウン中に迎えようとしているオランダですが、規制が行われてから約1か月が経過しているにもかかわらず、感染者数は横ばいのまま。週明けには、新たなロックダウン規制の見直しが行われる予定で、まだまだコロナ禍は続きそうですが、今後はこういったストレス発散ビジネスが盛況になる気配もありそうです。


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