アメリカのコロナ禍における支援
2021.04.10 up
アメリカでは新型コロナウイルスの感染拡大が確認された2020年3月以降、ほとんどの学校で休校措置が取られ、オンライン学習へ切り替えられました。それは21年4月現在も継続中で、私の娘も1年以上自宅でオンラインで授業を受けています。
日本では仕事がテレワークになったり、休校中の子どもが家にいることで家事や家計への負担増が問題になったことだと思いますが、それはアメリカでも同じ事で、2人家族の我が家も多少の不安がありました。しかし実際に休校措置が取られると、ありがたいことにサンフランシスコではすぐに子ども向けの食糧支援が始まりました。
このカードでお買い物すると食品が無料。ほとんどの市内のスーパーで使用可能。
その内容は、公立学校の生徒や兄弟が火曜日と木曜日の週に2回、サンフランシスコ市内の約20カ所のいずれかで食料を数日分まとめて受け取れるというもの。
それ以外の子どもたちは週に1回、2日分の食料が配布されています。
ある日の2日分の内容はこのようなものでした。
シリアル、グラノーラバー、チーズラザニア、牛肉炒めとライス、パスタ、サンドイッチ、クラッカー、ヨーグルト、バター、チーズ、果物、セロリ、ミルク。
飽きの来ないように内容には毎回変化があり、月始めに公開されるメニューを見るだけでも楽しくなります。
これだけでなく、低所得世帯を対象にスーパーで使えるクーポン(別名フードスタンプ)が2回配布されました。
このような食に重きを置いた内容、特に「子どもたちが食の困窮をしない」という支援は、コロナ禍において現金給付以上に有意義だったのではと思います。
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タグ:新型コロナ
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