アフターコロナの日常
2021.07.09 up
サンフランシスコ市内の公園、沢山の人が外に戻ってきました
ご存知の通り、アメリカの新型コロナウイルスの感染者数と死亡数は一時世界最悪にまで増加し、今年1月にピークに達しました。
長いロックダウンの期間の後、徐々にワクチンの接種が進んでいき、現在(7月初旬)サンフランシスコ全市民の約67%、12歳以上の約74%、65歳以上の約82%が必要回数のワクチン接種を終えており、カリフォルニア州全域でのワクチン接種率約50%と比較するとサンフランシスコは州内でも接種率が高いことが分かります。
https://sf.gov/get-vaccinated-against-covid-19
これは大手チェーンの薬局等に設置された接種会場の多さと、インターネット予約と身分証明書の提示のみで接種可能という手軽さという、とにかくスピードを重視した対策によるものが大きいと私は思います。
現在のサンフランシスコは、去年の年末から2月にかけての急激な増加の後、新規感染者は減り始め、一日の新規感染者数平均は20人以下を維持しています。
サンフランシスコ保健局のガイドラインによると、必要回数のワクチン接種後2週間経過した者同士の会話や会合、屋外のエクササイズや外食も基本的にマスク不要とされています。
遊園地にて。マスク無しの人がほとんどです。
職場や市街地、大人数での会合ではまだマスク着用が求められていますが、市民は久しぶりに戻った日常の中で外出や友人たちとの交流を楽しんでおり、先日私も久しぶりに会った友人とマスクなしの会食を楽しんだり、マスク無しでサンフランシスコ郊外の遊園地内でのアトラクションも楽しみました。
以前はスーパーや薬局の店内でも警備員や店員さんに厳しくマスクの着用を注意されましたが(動いてずれて鼻が少し出そうになってたりすることがある)、最近ではマスク無しの人に対しても何も注意はしてない様子です。
それだけマスク着用に関して、あまり気にしなくなってきている証拠なのでしょう。
お店側のマスク着用へのガイドラインも緩くなってきてるということですね。
もちろん新たな変異種の問題や州によっての格差など、解決できていない問題は山積みですが、活気が戻ったサンフランシスコの街並みは皆に希望を与えてくれます。
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