米国版 児童手当
2021.08.04 up
実際にわたしの家に届いた小切手
アメリカでは7月15日から日本でいう児童手当のような毎月支払われる子供のいる家庭への給付金がスタートしました。わたしも先日さっそく受け取りました。
この給付金″ Child Tax Credit チャイルド タックス クレジット″はバイデンさんが大統領に就任してから通った法案で、″ アメリカン レスキュー プラン アクト オブ 2021 ″ 、別名、COVID-19 景気刺激策の一部です。
このChild Tax Credit はアメリカ国内に住む深刻な子供達の貧困問題を解決すべくできた法案です。
この政策により、子供達の貧困率の45%は削減できるのではないかとの見込みです。
実際にわたしの住むカリフォルニアでは4人にひとりの子供達が貧困に瀕しているそうです。
ソース
https://www.ppic.org/publication/geography-of-child-poverty-in-california/
現財務長官のジャネット・イエレン氏はこの給付金が、子供達がお医者さんに診てもらう時の費用、学校で必要な用品を揃えるための購入資金、子供達が飢えないための食糧購入のための資金として役立つのではないかとおっしゃっています。
そしてこの給付金がアメリカの経済発展に大いに貢献するのではないかと。
7月15日の時点で、3520世帯に給付金の発送準備ができており(銀行振込、小切手)、6000万人近くの子供達に届くのではないかとのこと。
この給付金には受給資格が設けてあり、親の年収により決定されます。確定申告をシングルで申請だと75,000ドル、夫婦合算で150,000ドル以下の年収だと受給されます。(前年度の確定申告に紐付けされる)
受給資格がある世帯は特に申請する必要が無く、確定申告に提出してる情報から銀行振込や小切手が送られてきます。
給付額は17歳以下が250ドル、6歳以下は300ドルです。
この政策は2021年の今年いっぱいは施行されますが、来年度からはまだはっきりとは決まっていないとのこと。
この政策を永遠に施行させようと前向きに考えてる議員さんもいるようです。
この政策により、たくさんのアメリカ国内の貧困に瀕してる子供達が少しでも豊かになることを祈っています。
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