サンフランシスコではコロナ対策が暖和してきました
2022.02.15 up
週末のビーチ沿い。このように人で賑わっています。
新型コロナウイルスの感染再々々…拡大に伴い、東京や大阪などの大都市を含む日本の34都道府県においてまん延防止等重点措置、”まん防”が発令されました。
過去4回の緊急事態宣言と今回の2回目のまん防で、日本国内では終わりの見えない戦いに疲れ切ってしまったような反応が目立ちます。(日本にいる家族や友人からお話を聞いた印象)
長引くコロナ禍で、各国の対策が分かれる中、イギリスではオミクロン株の感染ピークは過ぎたとし、コロナ規制をほぼ撤廃したとの報道がありました。
アメリカでは都市封鎖や学校閉鎖は行わず、経済活動を優先する姿勢を取っています。人との関わりやホームパーティーを愛するアメリカ人、当然の事ながら感染者数はデルタ株の流行時と同水準まで増えていますが人々に悲壮感はなく、コロナのある日常を受け入れているように感じます。
住宅街でストリートバンドをする人たちと観衆。このように特に自粛はみられません。
サンフランシスコにおいても、コロナと共存をしていく姿勢が見られ、コロナ対策に関するガイドラインも暖和されてきました。
本日2月1日からは新しいガイドラインも施行されました。それは、ブースターショットを接種し、完全にワクチン接種を受けている場合は、ジムやオフィスでのマスク着用が免除になるというルールです。
先月、オミクロン患者が大きく急増した後、サンフランシスコはベイエリアでは初めて屋内マスクの義務付けが解除された都市となりました。
サンフランシスコのロンドン・ブリード市長は、市内の82%が完全に予防接種を受けており、もう一度マスクの必要性を緩和する時期に来ていると述べています。
未だに、レストランなどの店内で飲食をするにはワクチン接種証明書が必要です。
私も先日、市内のダウンタウンにあるスターバックスに行きましたが、テーブルしかなく椅子はないので立呑でしたがそれでもワクチン接種の証明書の提示を求められました。ちなみにサンフランシスコ郊外のレストランに行った際は、レストランなのに証明書は必要なく、サンフランシスコ市内だけ厳しいようです。
そんなルールが厳しいサンフランシスコでさえ、ガイドラインを暖和するなど、徐々にコロナに対しても予防対策というよりは、共存するための対策が見られてきた雰囲気です。
ちなみにレストランなどの飲食店は、営業時間縮小などの規制もなく、通常通り営業しています。過去には店内での飲食は禁止、収容人数の制限など厳しい対策をとられていましたが、昨年の夏頃から暖和され、今では通常営業です。(ただし、深刻な人手不足。コロナで失業した飲食店従事者がまだ完全に戻ってきていない様子です。そのため営業時間を短縮、または休業中のお店もあり)
このように日本ではまん延防止等重点措置の真っ最中ですが、一方でサンフランシスコでは感染対策の暖和がみられてきています。
早く日本も前のような日常を取り戻せることを期待しています。
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タグ:オミクロン、新型コロナ
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