ブラジル

ブラジル:サンパウロ

日下野 良武(くさかの よしたけ)

◎職業;ジャーナリスト、ブラジル文化研究家
◎居住都市;サンパウロ市(ブラジル国)

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 ブラジルは9月7日、記念すべき独立200周年を迎えた。現在のサンパウロ市イピランガの丘でドン・ペドロ1世が「独立か!死か!」と叫んだのが独立の契機とされる。年初めから祝賀ムードの盛り上がりは希薄だったが、8月に入り関心が高まっていた。


 これより先の4日、200周年を祝した日系団体中心の市民パレードがサンパウロ市内の東洋街の大通りで開催された。同パレードにはサンパウロ州警察騎馬隊、陸軍音楽隊などブラジル関係者やブラジル日本文化福祉協会(文協)を始め、日系主要6団体も参加、出席した。

 特設観覧席前でのラジオ体操グループによるデモンストレーションを皮切りに、ブラジル国旗と国内27の州旗、日本国旗と47道府県旗を掲げてのボーイスカウトによる行進が午前10時から開始。続いて、沖縄のエイサー太鼓、鳥取傘踊り、長崎龍(じゃ)踊りなどのほか、ボーイスカウト、空手・剣道、和太鼓やコスプレなど16に及ぶグループも参加、沿道に詰め掛けた市民から歓声が上がっていた。


 日系団体を代表してあいさつした石川レナト文協会長は、「多くの人種と文化が共存し合うブラジルで、独立200年を記念しブラジル関係者と日系団体が一緒になり、このようにイベントを行うのは大変意義あること」と述べた。ブラジルは今、冬。曇り空の寒さの中、沿道にはコート着用の姿が目立った。


 今年は大統領選挙の年でもある。投票日は10月2日だが、トップの票が50%に満たない場合、同月30日の上位2人の決選投票になる。ボルソナロ大統領の再選なるか、はたまたルーラ元大統領が返り咲きするのか。独立200周年とはいえ、国民の目は政治の動きにも注がれている。



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