フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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 フランスには「クルス」という組織が大学生の生活をサポートしていて、宿泊施設や学食の運営を担っています。そのせいか、日本と違い、大学構内に学食はありません。

 まるで普通のレストランのような佇まいで街の中に存在している『学食』は、私からすると、大学に迷い込んだようなちょっと不思議な空間です。


これは前菜2種ですが、一皿をデザートにするのも良い

これは前菜2種ですが、一皿をデザートにするのも良い

 レストラン内は、セルフサービスになっていて、好きなものを選び最後にお会計をします。

 前菜、サラダ、スープ、デザートなどの中から2種類選択し、メインディッシュとパンをとるのが通常だが、もっと食べたいものがある場合、追加料金を払えば、いくらでも料理を楽しめます。

 メニューがバラエティーに富んでいるし、ボリュームもあり、味も良く満足していると多くの学生がコメントしています。


営業時間は11時30分から14時

営業時間は11時30分から14時

 気になる料金ですが、経済的理由による奨学生は、何とたったの1ユーロ(約165円)。一般学生には、3.3ユーロで提供していて、非常にお得な値段です。

 これは、政府が学生のために負担してくれるシステムになっているからです。

注意:支払い方法は、キャッシュが使えないのでカードで支払います。


大学食堂「ラ・バージュデクルス・デ・パリ」

大学食堂「ラ・バージュデクルス・デ・パリ」

 掲載写真は、パリ市内の学食の中でも、私の一押しのもので、ミッテラン大統領の時に建設されたフランス国立図書館の前のセーヌ川岸にある大学食堂です。

 オシャレで周りの景色も良く、観光客が集まりそうなパリのセーヌ川のほとりに浮かぶ船のレストラン! 天気のいい日は、デッキで食事を楽しむこともできます。

 そして、ここは一般の私たちも利用できるのでうれしいです。学生と同じ料金ではありませんが、6.6ユーロでバランスのとれた食事がとれることは他では難しく、その上セーヌの船上での食事なのですから、とても魅力的です。


ミッテラン大統領の図書館とその手前にある学食の船

ミッテラン大統領の図書館とその手前にある学食の船

 素敵な4冊の本が開いた形の建築物の図書館を訪れた後、この学生食堂に来てカジュアルフレンチを味わう、そんなフランスの留学生気分に浸るもの悪くはありませんよ!


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