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オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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 恋から失恋に至る間に、人はたくさんの思い出を作ります。そんなビター・スイート(辛いが、甘美な)思い出がたくさん詰まった、恋のなきがらともいうべき失恋関連アイテムばかりを集めて展示した博物館が、東欧クロアチアのザグレブにあります。


 その名もズバリ、「失恋博物館」とよばれる世界でもめずらしい博物館の展示物は、すべて個人所有物だそうです。たとえば「私を騙し続けてきた彼氏からもらったテディ・ベア」や、「別れを告白されて大泣きしたときに使ったハンカチ」など、甘くも悲しい思い出が詰まったものばかりです。中には、来館者をドキッとさせるような展示物もあれば、「なんでこんなものが?」と首を傾げたくなるようなユニークなものに至るまで、実にバラエティに富んでおり、訪れる者を飽きさせません。


各個人の思いがダイレクトに伝わってきそうな品々

各個人の思いがダイレクトに伝わってきそうな品々

 「失恋」とは、文字どおり恋する相手を失ってしまう、人生でもっとも悲しい出来事のひとつでしょう。相思相愛と思っていたら、ある日突然、相手から別れを告げられた、とか、小さなケンカがきっかけになり、事が大きくなってあれよと言う間に別れがやってきた等、恋を失??なうときには、当然ながら、何らかしらドラマを伴うものだと思います。


 この博物館では、世界の人々から出品された品々を展示する「失恋巡回展」を定期的に行なっているそうです。また、画像による出品を募集することもあるそうなので、我こそは、と思った方はめぼしい品を撮影し、説明と共に博物館へ送信してみてはいかがでしょうか。ディープなストーリーを持つドラマ性に満ちたものであれば、展示してくれる可能性大かもしれません。


博物館入口(向かって右の建物)、

博物館入口(向かって右の建物)、

 つらい過去を断った証として、恋のなきがらを博物館に寄贈する人たちも多いと聞きます。これらの品々を見てさっさと過去を葬り、あくまでも前向きに生きよう!と新たな一歩を踏み出した人たちの笑顔が、どこか自信に満ち溢れているように感じられるのはなぜでしょうか。「失恋しなければ、新しい恋も見つからないからね!」と、来館者のひとりが書き残した言葉が印象でした。


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