ここ近年はヨーロッパでも猛暑が続いている夏。こんなに暑いと地下に潜るか、山に登るぐらいしか思いつかないのですが、ふと、しばらく山へ行っていなかったことを思い出し、去年の夏、スイスアルプスの名峰の一つ、シルトホルン（Ｓｃｈｉｌｔｈｏｒｎ）まで行ってみました。

　まずシュテッへルベルクまで行って、そこでチケットを購入したのですが、その時はチケット売り場のブースが２つしか開いておらず、大勢の人が長い列を作る中、自分たちも３０分ほど並んで待っていました。
　
　チケット購入後は、ロープウェイを３回乗り継いで頂上まで行きます。ロープウェイは大きいので、一度に１００人ぐらい乗ることができるそう。

　まもなく途中駅で乗り換え。

　この日スイスは２７℃ぐらいでしたが、途中駅で既に気温は１８℃まで下がっていてヒンヤリした空気。
　
　さらに上の方まで上がって行き、まもなくビルク駅に到着しました。

　ビルクで途中下車をして展望台から景色を見てみたかったのですが、この日ロープウェイは遅延。その日は頂上レストランでランチの予約もしていたため、帰りに途中下車することに。

　それにしてもレストランへの予約時間に余裕を持たせて、早めに着くよう計算しロープウェイに乗ったのですが、その予想を上回るほどの混みっぷりだったようです。終点のシルトホルン駅行きのロープウェイも遅れており、みんな辛抱強く待っていました。　

　現在シルトホルンは２０２６年まで大リノベーション中。山の頂上近くに、大きな重機やクレーンがそこかしこにある風景が新鮮でした。３０００メートル弱ある標高での工事はきっと大変なのだろうな、と思いました。

　数年後には３つの新しいロープウェイラインができるそうです。そうなると現在のように時間がかかったり、人手でロープウェイの運転をすることもなくなり、自動操作できるのでスタッフのストレスも観光客のストレスも減りそうですね。

◆シルトホルン＆ピッツ・グロリア（Ｓｃｈｉｌｔｈｏｒｎ　-　Ｐｉｚ　Ｇｌｏｒｉａ）
ウェブサイト／https://schilthorn.jp/

※注意
　新ロープウェイへの切り替えのため、２０２４年１０月１４日から２０２５年３月１５日まで、ビルク駅からシルトホルン山頂駅へのアクセスは不可。この期間中はレストラン「ピッツ・グロリア」も休業。

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