フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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待ち行列最後の位置を示すプラカードを見つけることも容易ではありません

待ち行列最後の位置を示すプラカードを見つけることも容易ではありません

 パリの古い風習を吹き払うかの如く、真の爆風が日本から押し寄せた感じです!
オペラ界隈では一等地のスクリブ通り7番地に開店したユニクロです。
パリモードを目覚めさせるのか?!


3階層ある店内は大量で色とりどりの商品を美しく分類

3階層ある店内は大量で色とりどりの商品を美しく分類

 「正真正銘の熱狂だわ!」
買い物袋を振り上げながら、店から出てくる客が叫んでいます。
もう一方、各出入口に設置された柵に沿い数百人の群衆が外壁を覆い辛抱強く待っている状態が、オープン以来毎日続いています。

 そして、まるでフランス銀行にふさわしい、いかめしく構える警備員により、待っている行列に、横入りをしようとたくらむ者は、抑止されます。


試着室の列を待つのを避け、その場で試着をする客

試着室の列を待つのを避け、その場で試着をする客

 幅広い客層を対象にし、値下げ価格で提供。(カシミアセーターが39ユーロ/約五千円!)
各商品のスタイルに対し他メーカーを分析。
H&MやZARAに対してユニクロは「日本の品質」で勝負!

店を出るお客は大満足で心を魅了された様子でした。
「店員はとても忍耐強く、良い助言をしてくれる」
「品質がよく、安い!」と口を揃える。


出口で秋冬カタログ入りの「思いで袋」を配る女の子も抜群にキュート

出口で秋冬カタログ入りの「思いで袋」を配る女の子も抜群にキュート

 注目すべき点は、パリでは稀な組織化された労働ぶりでしょう。
たった15人の店員が、辛抱しきれずにいる群衆を管理し引き受けているのです。
それぞれ特徴のある店員による温かい接客。
出口で「思いで袋」を配る子たちに至るまで、去る客に満足と感銘を与えることを常に心がけていました。

 戦後急成長を遂げた恐るべき日本のパワーがそこに見えた気がします。


市内でユニクロの広告チラシを配るため雇われた若者たち

市内でユニクロの広告チラシを配るため雇われた若者たち


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