子牛煮込みに舌鼓 - 農家民宿で一泊
2009.04.13 up
フランスでカーニバルの季節だったので、朝食に揚げ物のお菓子がでてきました。割とあっさりしていて美味しかった。
私たちが今回選んだ民宿は酪農を家族経営しているChantebaud(ショントボー)農場のBADET(バデ)さんの家です。民宿のあるPréty(プレティ)村は、白ワインで有名なMaçon(マコン)市から33kmほど北にあり、高速道路から車で5分、夕食も頼め、値段も手ごろと3拍子揃っています。
部屋にはダブルベットが1つと、2階建てのベッドが1つあります。奥さんが「すぐに夕食を取りましょう」と言うと、お腹を空かせていた娘は大喜びでした。
2階にあるBADETさんの家庭にお邪魔すると、旦那さんと息子さんが迎えてくれました。
ブルゴーニュ地方で飼育されているモンべりアードという種類の牛。それぞれ名前があり、パスポートもあるそうです。
BADETさんは家族3人で65頭の酪農と畑作をしています。ご夫婦は以前、学校の先生だったけれど、旦那さんの希望でお父さんが経営していた農場を買い、住み始めたそうです。奥さんは息子に継いでほしくなかったと何度も言っていましたから、そうとう将来を心配しているのでしょう。
疲れも忘れて長々と話をしながら楽しく夕食をとりました。前菜の野菜のスープは娘が2度おかわりをして奥さんに褒められていました。メインは子牛の煮込みで、何となくかわいそうな気がしながらもとても美味しく頂きました。この地方のチーズ、Délice de Bourgogne(デリスドブルゴーニュ)はとろりとしたまろやかな味で、村のパン屋さんのバゲット(日本で言うフランスパン)と一緒にいただきました。デザートにはプルーン入りのプリンが出て、お腹一杯になりました。
畑の中にあるこの農場はまったく雑音のない静かなところで、その後ぐっすり眠れたのは言うまでもありません。BADETさんご一家の暖かい歓迎と親切なおもてなしにとても感謝しています。是非また寄りたい民宿が一つ増えました。
この民宿のサイト www.ferme-de-chantebaud.fr
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2 - Comments
幸より:
2009 年 04 月 15 日 15:26:48
大胆な大皿盛り、そしてチーズ、牛乳がおいしそうですね。
Kelly Brownより:
2009 年 06 月 13 日 10:04:47
The article is usefull for me. I’ll be coming back to your blog.
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