天満界隈 もうひとつの顔「扇町クリエイティブクラスター」
2009.04.22 up
メビック扇町のミーティングルーム
前回レポートした天神橋筋商店街の周りの街には、大阪らしいイメージ以外に、もうひとつ違った顔があります。
それは「扇町クリエイティブクラスター」
天満、そして周辺の扇町、中崎町、南森町界隈は、広告、印刷、出版、放送、IT関係も含めクリエイティブ関連企業が実に2300社、そしてクリエイターの数は2万人とも言われる、全国でもあまり類を見ない特異なエリアです。
街行く人々の中には、大阪のおばちゃんに混じって、ハンチング帽に粋なシャツの重ね着をしたおじさん、明らかにサラリーマンではない、こだわりバッグに眼鏡のお兄さん、絶対に御堂筋OLではない、オリジナリティ溢れるヘアスタイルのお姉さんたちが、それぞれ周辺のビルへと吸い込まれていく様を見ると、ここがクリエイターが生息する街であることが分かります。
そして、クリエイターたちがお互いに知り合い、顔の見える関係を築くためのコミュニティづくり「扇町クリエイティブクラスター」の創生に取り組んでいるのが、「メビック扇町」というインキュベーションオフィスです。
昭和初期に立てられたレトロな大阪市水道局の庁舎内にあり、頻繁に行われるミーティングやセミナー、交流会でクリエイターのベテランや卵たちが、情報交換しながらお互いに切磋琢磨し、協業し、競争し、そして成長しています。
実は、私もここの卒業生であり、この地区にオフィスを構えています。
これからの自分の生き方次第で、大阪のおばちゃんになるかクリエイターとして生き残れるか。
一所懸命 がんばります。
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タグ:天神橋,クリエイティブクラスター
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