「大阪締め」で祭りに参加
2009.07.22 up
25日に行われる天神祭りのクライマックスの船渡御は大川の源八橋のふもとでゴールを迎えますが、行き交う数多くの船が焚く篝火や提灯、そして祭りをさらに華やかに彩るダイナミックな奉納花火など、それらを身近に見るならぜひその前に覚えておいて損はないのが「大阪締め」です。
大阪締めとは手締めのひとつで、天神祭開催中ははいろいろな場面や場所で使われます。
23日あたりからは商店街の各店を獅子舞や若衆が巡ってその店の主とともに大阪締めを行い、一気に祭り気分がヒートアップ。
そして、船渡御当日、次々とゴールを迎える船に向かって川沿いの見物客も一体となって大阪締めを行います。
♪ 打ちまーしょ(シャン、シャン)
♪ もひとつ(もうひとつ)せぇ(シャン、シャン)
♪ いおうて(祝うて)三度(シャシャン、シャン)
楽譜にしてみましたので、ぜひ覚えてみてください。
テンポは
4分音符=80(1分間)くらい。
一般的な手締め(江戸締め)だと4分音符=140 くらいのテンポなので、
そのゆったりしたさまは1000年の時を超えて受け継がれてきた伝統の重さを感じます。
写真は一昨年の大川のほとりで撮った写メです。
ちょっとわかりにくいですが、篝火が焚かれた向こう岸に船が到着するたびに、私も大阪締めで祭りに参加しました。
今年も浴衣を用意して週末を迎えるつもりです。
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タグ:天神
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