“日本アニメ”人気、ヨーロッパは30年以上前から
2009.08.31 up
書店のMANGAコーナー
最近よく注目されるヨーロッパのMANGAブームですが、日本のアニメは30年以上も前からこちらの子供たちの心をつかんでいます。ドイツ人文学者ヴァルデマール・ボンゼルス原作の“Die Biene Maja”は、日本の制作会社によって『みつばちマーヤの大冒険』としてアニメ化され、ドイツでも大人気となりました。ドイツ児童文学だけに、こちらではドイツ制作のアニメだとよく誤解されています。
ドイツに限らずフランスやイタリアでも、私が子供の頃に見ていたアニメと同じ物を見て育った人は少なくありません。その影響で「つづく」とだけは書ける人もいます。ドラえもんはもちろん、デビルマン、キャンディー・キャンディー、キャプテン翼(イタリアではなぜか、ホリーとベンジー)、ダッシュ勝平、シティハンターなど、そのジャンルもバラエティに富んでいます。
アニメ主題歌は、その国オリジナルの曲を使っている場合が多く、日本のアニメソング同様、インパクトのある曲が豊富です。カレル・ゴットが歌う『みつばちマーヤの冒険』の主題歌は、ドイツ人なら誰でも知っている一曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=o-mCm7V7Jxo
時には日本の主題歌を翻訳して使用している場合もあります。日本語で慣れ親しんだアニメソングを外国語で聞くのも、なかなか面白いですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=OW6mlSEtQDQ(『怪物くん』イタリア語バージョン)
http://www.youtube.com/watch?v=0Dsj4-dlSQ(『怪物くん』日本語バージョン)
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タグ:漫画,アニメ
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2 - Comments
とんぼちゃんより:
2009 年 08 月 31 日 14:35:10
うちの家はマンガがなかったね。
買ってもらえなかったのか
買わなかったのか・・・どっち?
その反動で今はけっこうマンガがうちにあふれています。
りんごちゃんより:
2009 年 08 月 31 日 14:54:29
怪物くん、イタリア語バージョンめっちゃおもろい!
巻き舌がイタリア語って感じ!!!
ところどころ字余りなのもいい!!
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