フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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スペインの首都マドリッドにあるプエルタ・デル・ソル広場の時計

スペインの首都マドリッドにあるプエルタ・デル・ソル広場の時計

 スペイン流お正月の迎え方は、大晦日の夜、マドリッドのソル広場にある時計が、除夜の鐘を打つのに合わせて「ウバ」ブドウを食べる風習です。


国民総人口の約4600万人が、一気に5億5200万個のブドウを消費する!

国民総人口の約4600万人が、一気に5億5200万個のブドウを消費する!

 そうして新年の幸運と健康を祈るのです。
ちょっぴり、お正月の黒豆に似ていますね。
100年ほど前、余ったブドウに困ったバレンシア州の農家が広めたという噂です。
習慣と言うのは、案外、このように始まるのかもしれません。


日本は、お正月用飾りがありますね。ここはクリスマス飾りが、引き続き使われて能率的

日本は、お正月用飾りがありますね。ここはクリスマス飾りが、引き続き使われて能率的

 大晦日の夜、ソル広場に行ける人は限られるので、ほとんどの人は、広場を生中継している局のTVチャンネルに合わせ、待ち構えます。
一つ目の鐘が響いたら、1粒口に入れて、2つめ…と、1鐘で1粒、12個食べるわけです。
種があり、それを口の中で除けながら食べていると、4秒毎になる鐘に全然間に合いません!


「口いっぱいに入れて、ウグウグもがき食べるのが楽しいのよ!」とスペイン人

「口いっぱいに入れて、ウグウグもがき食べるのが楽しいのよ!」とスペイン人

スペイン人は鐘と同時に、ポイポイ口に放り込んでいきます。
どうも、種や硬い皮があっても、気にせず食べているみたいです。


皮と種を取った12個のブドウが、缶詰にもなって、売られています

皮と種を取った12個のブドウが、缶詰にもなって、売られています

すご~い!
皆どんどん頬が膨れてゆくが、とっても楽しそう!

この習わし、日本の除夜の鐘とではなくて、良かった…
 
フェリス・アニョ・ヌエボ! 『明けましておめでとうございます!』


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2 - Comments

Setsuより:

2011 年 01 月 04 日 04:28:50

ブドウ一気食い!
メキシコにも伝わっていて、今もちゃんとやってますよ!
「12秒前から12粒(12ヶ月分)のブドウを、12種類の願い事をしながら食べる」
むりむりむりむり!!
鐘に併せて口に放り込むので精一杯です!うぐうぐうぐうぐうぐ

別紙敦子より:

2011 年 01 月 04 日 15:28:55

Setsu様

コメント有難うございます。
そうでしたか。メキシコにも葡萄の習慣が伝わっているのですね。
愉快な事なので、お祝いの一環として楽しむのは、良いですものね。
スペインとメキシコは、色々な事が似ているのでしょうね。
行ってみたいです。何時か…メキシコに!

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