フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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ローマ法王のバルセロナ訪問のポスターが街のあちこちに見られました

ローマ法王のバルセロナ訪問のポスターが街のあちこちに見られました

 11月6日の夜、ローマ法王がバルセロナ・プラット空港に到着し、翌日7日、建築家ガウディの傑作サグラダ・ファミリア聖堂にて、正式なミサを行いました。

この聖堂は建設中であるのに、「献堂式」を行ったので、私は少し驚きました。*普通は新築の建物に行います。
19世紀から続く工事は、いつ終わるのか定かではないので、とりあえず、ミサが行える部分が完成したからでしょう。

カトリック教聖職者(今回はローマ法王直々!)により、神に捧げられ、「聖なるもの」とする神聖な儀式です。

これからは、一般のモノより上位の教会堂として扱われる権利などを与えられ、区別されます。
熱心な信者だったガウディも、喜んでいるに違いありません。


カテドラルとサグラダ・ファミリアの間は、約45分間

カテドラルとサグラダ・ファミリアの間は、約45分間

 7日の日曜日9時、パパ・モビルに乗った教皇のパレードがありました。
厳重な警護の中を、防弾ガラス張りの特別モビルが、ゆっくり移動します。
誰でもミサに参加する事が出来ないので、これは市民にとって嬉しい事です。
ミサの前後の移動の際に、一目見たいという一般市民が、通過予定道路脇に ぎっしり集まりました。


スペイン国王との会見をし、その後サグラダ・ファミリアでミサが行われました。
スペインは人口の95%以上カトリック教徒と言われるほどなので、今回の教皇の訪問はスペイン国民にとって、ビックイべントなのでした。
数カ月も前に公表されて以来、多大な費用をかけて受け入れ準備の取り組んでいたそうです。



 でも、一部の人々は訪問を歓迎せずにいて、11月4日に「来るな!」というプラカードを揚げたデモがありました。
ADN紙によると、市役所前広場に2500人も集まったそうです。

こうした背景もあり、警戒態勢が張り廻られ、この週末はただならぬ様子のバルセロナでした。


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