英語で不景気のことをrecession（リセッション）やdepression（ディプレッション）と言います。
でもこの二つの言葉には違いがあり、recessionは一時的な景気の後退。depression長く続く不景気で、recessionより深刻な状況のことを言います。
アメリカでは今の不景気をrecessionと呼んでいますが、それは「アメリカ人をパニックに陥らせないようにそう呼んでいるだけで、何年後かにこの不景気が終わったときにdepressionと呼ばれることだろう。」とアメリカ人の友人が言っていました。なんていったって失業率が10%を超えていますから。
そんな不景気にありがたいのが、日本でもおなじみの100円ショップです。ニューヨークにももちろんあり99セントショップと呼ばれています。

そして今回ご紹介したいのが「Jack’s99c stores」。何店舗かあるんですがマンハッタンの真ん中、Macy’sにほど近いところに大きいお店があります。 日本とおなじように雑貨、文房具そして食品がずらりと並んでおり、１階から4階までがお店になっています。

アメリカ的なデザインでかわいいものも見つかりますし、生活用品で必要なものがすぐにそろいます。ただ作りが雑で、わりとすぐにこわれちゃいます。日本の100円ショップにはとてもかないません。

そして、全部が99セント（約90円）ではなくそれより高い商品も置かれていますし、消費税が入るので最終的に1ドル７セント（約96円）になるのも忘れてはいけません。細かいことですが、この不景気には大切なことです。でも、中には丈夫なものもありますし、旅行者の方には大人数のお土産を買ったりするのに便利だと思います。

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