ニューヨーク、街を歩けばアートに当たる
2010.04.18 up
切り株に描かれたヒマワリ
ニューヨークにはメトロポリタンやMOMAをはじめとする有名な美術館や、たくさんのギャラリーがあり、街にもパブリックアートがあふれています。
そして、作家が誰かわからないものもたくさんあり、そんなアートに偶然出会うのが街を歩く楽しみでもあります。今回はそんな街で見つけたアートをいくつかご紹介したいと思います。
まずは私の一番のお気に入りのアート、切り株に描かれたヒマワリ。これは私の家の近所を歩いていたときに見つけたもので、切り株なんて誰も気にしないところにヒマワリを描くことで、そこに新しい命が産まれていて、見ていてとても温かい気持ちになります。
これを描いた人はきっと有名な芸術家ではないとは思いますが、とても素敵な感性の持ち主だなと思います。
ブルックリンで出会った星条旗のグラフィティ
次がブルックリンを歩いていて偶然見つけたシャッター。アメリカの国旗と両サイドのフェンスのグラフティのバランスが絶妙でかっこよく、ニューヨークっていう感じがします。
信号機のポールにモザイクが施されています
そして、信号機のポール。よく見てみるとwebサイトのアドレスが書かれているのですが、ただアドレスを書くのではなく、モザイクで作っているところがアートです。許可はとってあるのかが謎ですが。
ずらーっとならぶ坊主頭
そして最後に人通りのとても多い14丁目の道に描かれたアート。
歩いている人は前を見ているので、人通りが多いながらもこの絵に気がついている人はそんなにいませんでした。灯台下暗しとはこのことを言うんですね。
坊主頭の顔が50個。一直線。意味は全然わかりませんが、すごく好きです。作者もわからない、題名もない、気がつかない人もいる。でも、一瞬でもそこにあって誰かの目を楽しませ、誰かの心に残る。そんな瞬間のアートって人生にも似ていて、だからこそ偶然にも出会えたときはとっても貴重で幸せを感じます。
なんと50個あります
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3 - Comments
sabaより:
2010 年 04 月 18 日 18:03:42
電車の落書きはいただけないけど、電柱のモザイクはいいですね。
おおきいさっちゃんより:
2010 年 04 月 19 日 16:18:06
よく50頭も数えましたね。
ちいさいさっちゃんより:
2010 年 04 月 19 日 17:10:15
「50 Faces」
…せやからどーやねん!って言いたくなる感じが好きです。
きっと意味なんてない。そこにアスファルトというカンバスがあったからさ。
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