イギリスのちょっと変わったお昼
2010.06.10 up
出来立てのパスティ
ヨーロッパで最も一般的で簡単なランチと言えばサンドイッチやハンバーガーですが、この5、6年の間にじわじわとイギリスで人気が広がっているのがパスティと呼ばれるものです。
これはパイの一種で大きさは手のひらより一回り大きいぐらい。 中には牛肉、タマネギ、ニンジン、そしてスウィードと呼ばれるカブとニンジンを足して2で割ったような野菜のスライスが入っています。
中身はシンプルですが、お店によって微妙に味が違います。
もともとは炭鉱夫がお昼として持って行き、手が汚くてもパイの端のつまんだ部分を持って真ん中を食べたためこの形になったといわれています。 味付けは基本的に塩と胡椒だそうで素朴ですが、出来立ては美味しくほっとする味であるためかこの数年着実にパスティを売る専門店が国中で増えつつあります。
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タグ:ランチ
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