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日本:東京

武藤 櫻子(むとう さくらこ)

職業…社長秘書、コピーライター
居住都市…東京都

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こちらはサン・フアンの海

こちらはサン・フアンの海

プエルトリコの旅をご紹介するのは今回で最後です。この旅で一番感動したのは、バイオルミネッセントベイと呼ばれる場所で、水中に発光する微生物が住んでいる入り江です。この微生物が住んでいるのは世界でも数カ所しかないのですが、なんとプエルトリコには3カ所で見ることができます。

私が行ってきたのは州都のサン・フアンから車で1時間ほどの場所にあるファハルドというところにある入り江。この発光する微生物はマングローブの木があり、最適な水温、水深、水質がそろわなければ生きられない繊細な生き物です。そのため環境をこわさないよう、カヤックで入り江を進まなければ見ることができません。


プエルトリコのラムを使ったピニャコラーダ

プエルトリコのラムを使ったピニャコラーダ

私と友人はその微生物が見られる夜のカヤックのツアーに参加したのですが、2人とも都会育ちのもやしっ子なので、カヤックを上手に漕ぐことができず、見かねたインストラクターの人がカヤックをつないで引いてくれました。これが何とも快適で、マングローブが生い茂る真っ暗闇の中、美しく光る微生物を堪能することができました。


きれいなモザイクの壁

きれいなモザイクの壁

この微生物は触れることによって発光します。そのためカヤックのオールを水に入れるたび、また手を入れて水に触れるたびに淡い蛍光グリーンがキラキラと光ります。月明かりさえまぶしいと思うほど、この生き物の光は淡いのですが、両手で水をすくうと今まで見たこともないほどの美しい宝石が手の中チラチラと動いてで輝いて、本当に感動的でした。

カメラを持って行かなかったので、残念ながら写真をお見せすることはできないのですが、もし持って行ったとしても写らなかったと思います。この感動は実際に見て感じていただきたいと思います。
あっという間のプエルトリコ旅行。想像以上に見所があってサン・フアンだけでなく他の街にも行ってみたいと思いました。




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